障害者雇用の助成金制度について 

はじめに障害者雇用の助成金制度とは、企業にかかる経済負担を軽減し、障害を持つ従業員の新規雇用や雇用継続を目的とした制度です。

障害を持つ従業員を雇用するにあたって、採用や職場環境の調整、従業員の雇用管理などで必要以上にコストがかかることがあります。助成金制度では、企業側の一時的なコストを軽減して、障害者雇用を安定・継続させることを目指しています。

次に障害者雇用の助成金の種類ですが、各助成金の概要や対象者、受給要件によって詳細が変わってきます。

雇入れ関係の助成金

・特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)

・トライアル雇用助成金(障害者トライアルコース)

雇用環境の整備関係等の助成金

・障害者作業施設設置等助成金

・障害者介助等助成金

・重度障害者等通勤対策助成金

・キャリアアップ助成金(障害者正社員コース)

それぞれの助成金は必ず要件に当てはまっていないと受給はできません。

「雇用保険適用事業所である事」や「期間内に申請する事」など少しでも要件から外れてしまうと受給対象にはなりませんので注意が必要となります。

実際に要件に当てはまっているか、しっかりと確認してから申請をすることで不支給のリスクを回避することができます。